デリケートゾーンの悩みは友達や家族であっても相談しづらいです。
しかし、ほとんどの女性はデリケートゾーンの悩みを抱えています。
女性にとって最も気になるのが「マンコの匂い」です。
「もし臭かったらどうしよう」と不安になる女性は多いです。
セックスする時にせっかくクンニをしてもらっても、マンコが臭かったら気まずい空気が流れます。
そのため、マンコの匂いはセックスをするのに重要と言えます。
本記事では、マンコが臭い原因と匂いの改善方法やケア方法などもあわせて解説します。
マンコの匂いで不安になっている女性は、ぜひ参考にしてください!
目次
いい匂いのマンコってどんなマンコ?
いい匂いがするマンコとは、どんなマンコなのかを解説します。
いい匂いのマンコと呼ぶための条件は、主に以下の通りです。
- 無臭のマンコ
- 女性特有のほのかな香りがするマンコ
- ふわっとするような芳香の香りがするマンコ
上記の条件について、それぞれ詳しく解説していきます。
無臭のマンコ
全く何の匂いもしない無臭のマンコは、男女ともに理想のマンコだと言えます。
クンニをした時に異臭で不快感を覚えることはありません。
そのため、セックスに集中することが出来ます。
しかし、マンコは尿道が近くにあるため、汚れや菌が付きやすいです。
また、生理中には経血の発する臭いが付着してしまいます。
したがって、どうしても無臭のマンコになるのは難しいです。
マンコが放つ匂いには個人差があります。
シャワーで軽く流すだけで、ほとんど匂いが気にならなくなる場合もあります。
しかし、基本的には無臭のマンコは存在しないと言えます。
女性特有のほのかな香りがするマンコ
モテる女性には、女性特有の甘い香りがします。
いわゆるフェロモンと呼ばれる香りが発せられています。
フェロモンは無臭ですが、異性同士の場合はほのかな香りを感じることがあります。
フェロモンはマンコからも発生し、遺伝的に合う人にはいい匂いに感じることがあります。
そのため、セックス中にいい匂いを感じたら、相性のいいパートナーだと言えます。
ふわっとするような芳香の香りがするマンコ
パンツを脱いだ時に、ふわっと芳ばしい香りが漂う場合があります。
洋服や下着の柔軟剤や、香水の匂いがマンコから発せられているからです。
ふわっと芳ばしい香りは、フルーツやフローラルな香りがします。
そのため、ふわっと一瞬だけ感じるだけでは問題ありません。
しかし、ずっと香りを感じ続けることで、臭く感じる場合もあります。
人口的に作られた匂いは、人の好き嫌いが別れます。
なので、芳香剤を使用する時は、ふわっと香る程度がおすすめです。
マンコが臭くなる原因とは?
マンコが臭くなる原因について解説します。
マンコが臭いと、いくら男性から愛されていても、舐めてもらうことが出来ません。
主なマンコが臭くなる原因は、以下の通りです。
- 汗や排泄物の酸化や雑菌の繁殖
- すそわきが
- 細菌性膣炎などの病気
- マンコがきっちり洗えていない
- アンダーヘアを処理していない
上記の原因について、詳しく解説していきます。
汗や排泄物の酸化や雑菌の繁殖
基本的に、マンコは無臭またはわずかな酸っぱい臭いがします。
膣の臭いの多くは、汗や皮脂が雑菌やおりものと混ざって酸化することで発生します。
また、マンコは尿道や肛門から近く、排泄物が付着しやすいです。
そのため、どうしても臭いが発生しやすいです。
特に、生理中になると、経血が空気に触れて酸化することで、さらに雑菌が繁殖してしまいます。
不衛生な状況になればなるほど、マンコは臭くなります。
すそわきが
すそわきがは、デリケートゾーンからわきがのような臭いがする症状です。
わきがの独特な臭いは、アポクリン腺という汗の出る腺から出た汗が、皮膚の常在菌が分解することで発生します。
アポクリン腺は、マンコの外側に存在します。
そのため、すそわきがはマンコの外側から発せられる臭いだと言えます。
細菌性膣炎などの病気
細菌性膣炎や性感染症などの病気によって、膣内から強い臭いを発する場合があります。
細菌によって膣内が炎症することで、臭いおりものが排出されます。
その結果、マンコが臭くなります。
また、臭いだけでなく、普段とは異なるおりものが排出されます。
例えば、
- 黄緑色のおりもの
- 水っぽいおりもの
- おりものの量が増える
などが起こります。
なので、上記の症状を確認したら、病気を疑いましょう。
さらに、かゆみや痛みを伴う場合は、病気の可能性が高まります。
すぐに病院で診察を受けることをおすすめします。
マンコがきっちり洗えていない
マンコの構造は、少し複雑な構造になっています。
ビラビラに覆われていて、ひだが溝になっています。
そのため、普通にシャワーで流すだけでは、綺麗に洗い流すことは出来ません。
洗い流せずに残った汚れは、徐々に蓄積されていき、臭いを放つようになります。
さらに、マンコは粘膜なので、ゴミや汚れを付着しやすいです。
そのため、ゴミや汚れが蓄積されることで、ニオイの原因となります。
アンダーヘアを処理していない
マンコは、摩擦や汚れから守るためにアンダーヘアで覆われています。
しかし、アンダーヘアを処理していないと、逆にかゆみや臭いの原因となります。
特に、生理中のアンダーヘアは蒸れやすいです。
そのため、アンダーヘアを処理して蒸れることを防がなければ、細菌が繁殖して悪臭を放ちます。
マンコが臭くなる病気(性病)
マンコが臭くなる病気(性病)について解説します。
病気になることで、細菌の繁殖などによってマンコが臭くなります。
主なマンコが臭くなる病気は、以下の通りです。
- 細菌性膣炎
- トリコモナス膣炎
- 淋病
上記の病気について、それぞれ詳しく解説していきます。
細菌性膣炎
細菌性膣炎は、
- 膣から強い悪臭を感じる
- おりものが水っぽくなる
- おりものが灰色または黄色くなる
- デリケートゾーンにかゆみが出る
- デリケートゾーンがかぶれや痛み、熱感がある
などの症状があります。
膣内では、常在菌が酸を作って悪い菌が増えないようにしています。
しかし、ストレスや疲れによって、免疫力が下がって常在菌のバランスが崩れてしまいます。
その結果、悪い菌が増えることで、炎症を引き起こして臭いの原因となります。
また、セックスをすることで、膣内に雑菌が入って炎症を引き起こす場合もあります。
トリコモナス膣炎
トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫による性感染症です。
主な感染経路は、セックスからです。
主な症状は、
- 魚が腐ったような悪臭を放つ
- 黄色または黄緑色の泡状のおりものが排出される
- おりものの量が増える
- デリケートゾーンに発疹が出る
- デリケートゾーンにかゆみや排尿痛が出る
などがあります。
自覚症状が現れない場合があります。
そのため、治療せずに放置することで、
- おりものに血が混ざる
- 膣内にブツブツとした出血班が現れる
などの症状が現れます。
さらに進行することで、卵管まで炎症が広がり、不妊や早産などのリスクが高まります。
淋病
淋病は、性病としてよく耳にします。
淋病の正式名称は、「淋病感染症」です。
強い悪臭を伴って、海のような黄緑色のおりものが増えます。
そして、
- 不正出血
- 下腹部痛
- 排尿痛
などの症状が出ます。
自覚症状が無いことが多く、放置する女性は多いです。
しかし、放置することで、
- 卵管炎
- 子宮内膜円
- 腹膜炎
などに繋がる場合があります。
淋病に感染する原因は、セックスだけだと思われています。
しかし、オーラルセックスによって喉に感染する場合もあります。
そして、淋病に感染した状態で出産することで、生まれた子供も淋病に感染する可能性があります。
マンコが臭い時の改善・対策方法
マンコが臭い時の改善・対策方法について解説します。
臭いまま放置すると、男性とのセックスを楽しめなくなります。
なので、マンコが臭いと感じた場合は、ぜひ参考にしてください。
- マンコをしっかり洗う
- 生活習慣を見直す
- コンドームを着用する
- 病院で診察を受ける
マンコをしっかり洗う
マンコは、常在菌の自浄作用によって、常に悪い菌が排除されています。
そのため、中まで洗う必要はありません。
しかし、排泄物と触れたり、汗や皮脂が発生しやすいデリケートゾーンは、清潔な状態を保つ必要があります。
毎日しっかりと洗って、汚れを落としましょう。
デリケートゾーン専用ソープでマンコを洗うと良い匂いになるのでおすすめです。
生活習慣を見直す
膣内の常在菌のバランスを保つために、生活習慣を見直すことが大切です。
規則正しい生活やストレス解消して、体の抵抗力を維持しましょう。
また、臭いの強い食べ物を過剰に摂取することで、膣の臭いも強くなる傾向がります。
そのため、食事のバランスを意識することも大切です。
他には、喫煙をしている女性は、細菌性膣炎の発症率が高くなります。
タバコの煙に含まれる化合物には、膣内の常在菌に悪影響を与えます。
その結果、膣の臭いの発生に繋がります。
コンドームを着用する
妊娠をしたくない時は、コンドームを着用しましょう。
トリコモナス膣炎や淋病など、性感染症(性病)を防ぐために役立ちます。
また、オーラルセックスでも感染することがあります。
なので、日ごろからコンドーム着用を意識することが大切です。
病院で診察を受ける
マンコから臭いが発せられる場合は、婦人科や感染症内科を受診しましょう。
また、かゆみや痛み、織物の変化を感じる場合も受診することがおすすめです。
市販の性病検査キットで検査することも出来ますが、病院ほど精度は高くありません。
もし性感染症や病気を放置しておくと、症状の悪化や不妊に繋がります。
そのため、出来るだけ早く受診することが大切です。
マンコの臭いの予防・ケア方法
マンコが臭くなくても、普段からの予防やケアをすることは大切です。
そこで、マンコの臭いの予防・ケア方法について解説します。
主な予防・ケア方法は、以下の通りです。
- アンダーヘアを処理する
- デリケートゾーンを清潔に保つ
- 陰部の蒸れを防ぐ
上記の方法をそれぞれ詳しく解説していきます。
アンダーヘアを処理する
アンダーヘアを処理することで、デリケートゾーンに汚れが残りにくくなります。
そのため、臭いの軽減に繋がります。
特に、膣工周りのIラインのアンダーヘアは、尿や経血が付きやすいです。
そのため、処理することでより清潔に保つことが出来ます。
デリケートゾーンを清潔に保つ
膣口周辺には、織物や尿などの排泄物が残ることで、雑菌が繁殖して臭いが生じます。
そのため、デリケートゾーンを清潔に保つことで、マンコの臭い軽減に繋がります。
デリケートゾーン用のウェットシートや拭き取りムースなどを活用することで、汚れを綺麗に拭き取ることが出来ます。
陰部の蒸れを防ぐ
生理中や排卵期などのおりものが多い時期は、デリケートゾーンが蒸れてしまいます。
デリケートゾーンが蒸れることで、雑菌が繁殖しやすい環境となります。
そのため、蒸れないためにも、通気性の良い下着やパンツを着用することが大切です。
生理時の蒸れが気になる場合は、タンポンや月経カップを使用しましょう。
自分に合った生理用品やケアアイテムを活用し、蒸れないデリケートゾーンを意識することが大切です。
おりものがひどい時は注意
おりものは、ある程度の量なら問題ありません。
しかし、おりものの量が多くなることで、感染症や病気の可能性が高まります。
もし普段よりもおりものの量が多い場合は、以下の感染症や病気に注意しましょう。
- 子宮陰部びらん
- 胃腸の不調
- クラミジア頸管炎
子宮陰部びらん
子宮陰部びらんは、子宮頚部の表皮が損なわれ、下にある血管が透けて赤く見える現象です。
成人女性の8割に見られる現象で、病気という訳ではありません。
そのため、治療の必要は無いので安心してください。
しかし、おりものの量が多くなるという特徴があります。
臭いや色に関しては、特に異常はありません。
胃腸の不調
水っぽいおりものが大量に出る場合は、胃腸が弱っている場合があります。
また、おりものの色が赤っぽく、少し悪臭を放つ場合はストレスが原因となっています。
逆に、おりものがねっとりして量が少ない場合も要注意です。
体内に水分が足りていない時に引き起こします。
そのため、しっかりと水分補給をする必要があります。
クラミジア頸管炎
クラミジア頸管炎は、
- おりものの量が多い
- おりものが水っぽい
- おりものがピンクや茶褐色
などの症状の特徴があります。
場合によっては、不正出血や下腹部の痛みを伴うこともあります。
クラミジアは、寄生性の細菌です。
クラミジアが子宮頸管で増殖して発症することで、クラミジア頸管炎となります。
クラミジアによる感染症は、日本の性感染症の中で最も症例が多い性感染症です。
パートナーへ感染させる危険性が高く、非常に厄介な病気でもあります。
無症状の場合もあるので、気付かずに症状が悪化する場合も多いです。
その結果、不妊症の原因にもなるので、注意が必要です。
まとめ
マンコから悪臭がする場合は、病気や性感染症を疑いましょう。
また、普通とは違うおりものの量や色を確認した場合は、すぐに病院での受診を受けることがおすすめです。
無臭に近いマンコの環境を作ることで、より良いセックスを楽しむことが出来ます。
そのため、普段からの臭いの予防やケアを怠らないようにしましょう!