「初めての風俗バイトはピンサロがおすすめ」
そんな言葉をよく耳にします。
確かにピンサロは風俗バイト未経験者の女の子が多いのも事実。
でもデリヘルなどを経験して最終的にピンサロで働く女の子もいます。
ピンサロがそれだけ女性にとって人気の風俗バイトであることには理由があります。
仕事内容や給料形態などをみていけばその理由がわかります。
今回はそんなピンサロのすべてを私が責任を持って解説します。
目次
ピンサロとは?
ピンサロとはピンクサロンの略で、ピンキャバと呼ばれることもあります。
知っている人がほとんどだと思うけど、知らない人の為に。
基本的なサービスはフェラ(フェラチオ)によるヌキです。
つまり、性風俗店です。
しかし、届出上は性風俗店ではありません。
ピンサロは風俗営業2号営業、深夜における酒類提供飲食店営業の届出で営業を行なっています。
つまり、ピンサロは建前上は飲食店で、キャバクラなどと変わらない届出で営業を行なっているということです。
「えっ?…どういうこと…?」
「まさか違法なの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、安心してください。
個室やシャワーの設置をしないなど、ルールを守って営業をしていれば問題はありません。
あまりにも悪質な営業をしてるお店(本番行為の容認※本サロetc…)は摘発されてしまいますが、ここ最近はそういった事件は聞きません。
ただし、法律上は非常にグレーで特殊な営業形態なのは確かです。
ソープやデリヘルも同じですが、悪質なお店で働くことのないようにピンサロは特にお店選びが重要な職種であると覚えておきましょう。
ピンサロの雰囲気(画像で紹介)
実際にピンサロの現場はどんな雰囲気なのでしょうか?
画像を参考にしながら紹介していきます。
▼ピンサロのよくある入口の風景
上記画像のようにピンサロの入り口は非常にわかりやすい。
ちょっと時間があいたからふらっと立ち寄ることもできる。
▼ピンサロ店内風景その①
▼ピンサロ店内風景その②
ピンサロの店内はとにかく暗いです。
キャバクラ店の明るさを10段階で10としたらピンサロは3〜4くらいでしょうか。
ミラーボールやネオンなど80年代のクラブ・ディスコ(マハラジャなど)を思わせる雰囲気のお店がほとんどです。
『薄暗いクラブの中で意気投合した二人がエッチなことをする』的な感じで当時は今でいうイメクラのようなイメージ戦略があったのかもしれません。
ピンサロが流行ったのが80年代からでそのままの雰囲気で営業を続けているところが多い印象です。
もちろんソーファーなどの家具は入れ替えたりしていますのでボロボロって訳ではありません。(※中にはボロボロのお店もあります…。)
あと、ひとつ!
お気づきでしょうか?
個室のように区切られていますが実は半個室?のような仕切りになっていて、仕切りの壁は低く、ボーイが上から覗けるようになっています。
一見、恥ずかしいと思うかもしれませんが、これが次にお話しするセキュリティー面で大きな効果をもたらしているんです。
安心・安全のセキュリティー
風俗業種は大きく分けて、『店舗型』と『無店舗型』に分けられます。
ピンサロは『店舗型』の風俗店に属します。
店舗型風俗にはスタッフが必ず近くにいます。
さらに、ピンサロであれば禁止行為(素股・本番行為・連絡先交換など)がないかチェックする為にスタッフがフロア内の見回りを頻繁に行なっています。
スタッフが目と鼻の先にいて常に状況を把握してくれていることは働く上で大きな安心材料です。
一方、デリヘルのような無店舗型の風俗業種は派遣型風俗とも呼ばれ、店舗での性的サービスではなく、ホテルやお客様の自宅などに派遣されて、その派遣先での性的サービスになります。
つまり、ピンサロとは違いスタッフが目と鼻の先にいる訳ではなく、お客様と一対一の密室空間でのお仕事となります。
デリヘルが危険という訳ではありませんが、ピンサロの方がスタッフが近くにいて、監視してくれている分、安心度が増すというお話です。
ピンサロが初心者におすすめな理由の一つです。
デリヘルについては下記記事で詳しく紹介しています。
ピンクサロンの仕事内容は?
冒頭でも説明したように、ピンサロの基本的なサービスはフェラによるヌキです。
もっと詳しく知りたい方のために一般的な接客シーンに沿って流れを解説していきます。
1本の接客で要する時間はだいたい30分程度です。
挨拶
お客様はスタッフに案内されて接客シートに先に座っていて、薄暗い中『どんな子が来るのかな?』と待ち遠しくあなたが来るのを待っています。
そんなお客様のハラハラ、ドキドキをがっかりさせないように満面の笑みでしっかりと挨拶をしましょう。
「こんにちは!」※11:00〜18:59まで
「こんばんは!」※19:00〜LASTまで
第一印象でお客様の気分やあなたへの印象は変わります。
笑顔で挨拶されて嬉しくないお客様はいません。
”笑顔&挨拶”のセットでお客様のハートを掴みましょう。
トーク
”笑顔&挨拶”のセットでお客様のハートを掴んだところで、軽くおしゃべりタイムです。
このお店は初めてか?仕事帰りなのか?これから仕事なのか?はたまた休みなのか?
などなど2回程度のキャッチボールで十分でしょう。
なぜかというと「トークなんかいいから早くしゃぶってくれ」なんて人が実際には多いです。
ただ、別にあなたが嫌いなわけではありません。
ただただそういうプレイが好きなだけなんです。
性的サービス
- キス(フレンチキス・ディープキス)
- ハグ
- 手コキ
- フェラチオ(フェラ)
上記が主なサービス内容です。
慣れてきたら乳首舐めやシックスナイン・パイズリなどもサービスに取り入れても良いでしょう。
もちろん強要はされませんので、あなたができる範囲で構いません。
また、お客様がしてくるプレイもありますので頭に入れておきましょう。
- 胸・乳首を触る
- 乳首を舐める
- 手マンをする(指を入れてくる場合もあり)
手マンに関してはNO!が可能です。
実際に爪が伸びているお客様は入店時に爪を切らされます。
切ったばかりの爪であなたの性器を触られたら傷ついてしまいますよね?
その辺はスタッフもわかっていますのでキャストに無理をさせることはありません。
性的サービスの流れ
さて、性的サービスの開始です。
いきなりフェラをする必要はないので安心してください。
上記画像のようにおしぼりとアルコールが大量に接客シートの用意されています。
このおしぼりを使って満遍なくお客様のいちもつ(性器)を吹き上げます。
おしぼりは何個使っても構いません。
ただし、使いすぎるとお客様に「俺のってそんなに汚い?」と気分を害させてしまいますので、二度拭きくらいにしておきましょう。
おしぼりでお客様のいちもつ(ペニス )を清潔にしたところで、上裸(上だけ服を脱ぐ)になったり、はだけてみたりします。
男性客があなたの胸や乳首を舐めて気持ちが高揚し、いちもつ(ペニス )も高揚したところでフェラ(フェラチオ)開始です。
途中に乳首舐めなど挟みながら、射精まで頑張りましょう。
後片付けをする、うがいをする、名刺を書く
無事に射精が完了したら軽くピロートークをしながら性器を新しいおしぼりで拭きましょう。
男性が着替えている間に後片付けを済ませて一度席をたちます。
バックヤードに移動したらうがいや手洗いを念入りに行いましょう。
そして上記画像のように名刺にメッセージやあなたの出勤情報など記入します。
退室・お見送り
気持ちのこもったメッセージ付き名刺をお客様にお渡ししてください。
「また来てください。」
と、満面の笑みでお見送りしましょう。
田中ナミ(私)
以上が一般的なピンサロでの接客の流れです。
ピンサロは回転数が勝負とも言われておりますので、お見送り後はすぐに次の接客が始まると思っておいてください。
店舗別の接客の違い
店舗によって接客スタイルや接客する際のシートの違いがあります。
接客スタイルの違い
ピンサロでは2種類の接客スタイルがあります。
どちらとも導入しているお店がほとんどです。
お客様と一対一で接客するスタイルで所要時間は30分です。
本指名や写真指名の場合はお店によって60分〜120分コースを用意しているお店もあります。
シングルと違い、一人のお客様に2〜3人のキャストが付く接客スタイルです。
同時に2〜3人のキャストで接客する訳ではなく、花びら回転と名前の通り交代で女の子がお客様に付く接客スタイルです。
花びら回転の場合の接客時間は15分〜20分程度です。
田中ナミ(私)
もしあなたが最初の15分を担当する場合、射精までいかない可能性があります。
しかし気にすることはありません。
男性は時間ギリギリまで楽しんで最後にイキたいと思うからです。
逆に後半の15分を担当する場合は男性が射精できるまで一生懸命頑張る必要があります。
接客シートの違い
接客シートはお店によって違いがあります。
▼ソファシート(ベンチシート)
ピンサロはソファーシート(ベンチシート)のお店が一般的です。
お客様と隣り合わせで座りサービスをします。
姿勢をこまめに変えることができないため、お客様が座ったままサービスを行うが基本となります。
▼フラットシート
フラットシートを採用している店舗もあります。
フラットシートとは平らなシートのことです。
このタイプは基本姿勢に限りがないため、座りはもちろん、添い寝スタイル、シックスナインなどもできるので幅広いサービスの提供が可能になります。
ピンサロのお給料事情
ここまででピンサロについてはほとんど理解していただけたのではないでしょうか?
ただ一番重要な”お金”のこと。
ピンサロのお給料事情は実際どうなのでしょうか?
ここからはピンサロの給料形態や時給、月給の目安を解説していきます。
ピンサロの給料形態
風俗のバイトは完全歩合制の業種がほとんどです。
完全歩合制とは接客をした分だけお店が定めるバックがあなたの給料になることを言います。
しかし、ピンサロはこの完全歩合制ではなく時給制の給料形態を取っています。
つまり1本も仕事がない場合のお給料が0円になってしまう(お茶を挽く)完全歩合制とは違い、出勤すれば接客があってもなくても時間給は必ず支給されるということです。
さらに、ほとんどのお店が時給に合わせて歩合給の制度も設けているので指名やオプションなどを受ければ、その分あなたのお給料に還元されます。
また、指名が多い女の子(女性)は時給もどんどん上がっていきます。
では、実際の時給・日給・月収の目安を紹介します。
ピンサロの時給・日給・月収
首都圏 | 地方 | |
---|---|---|
時給 | 2,500円〜5,000円 | 2,000円〜3,000円 |
日給(※5時間出勤) | 15,000円〜35,000円 | 10,000円〜25,000円 |
月収(※20日出勤) | 30〜60万円 | 20〜45万円 |
※ピンサロ嬢(約100人)のアンケート情報を元に作成した平均値です。
表をみてわかるように首都圏の方がやはりお給料は高くなります。
時給にプラスされるバックは本指名、写真指名で500円〜2,000円が相場となっています。
田中ナミ(私)
ピンサロで働くメリット・デメリット
ピンサロで働くということは良いことばかりだけでなくデメリットも存在します。
メリットをおさらいしながらデメリットについてもご紹介していきます。
メリット
上記であげた時給制という面以外にもメリットがあります。
生理中でも働ける
ほとんどの風俗バイトは女性の下半身へのおさわり(手マン・指入れなど)をOKとしていて、もちろんピンサロも例外ではないものの、基本サービスはフェラチオによる”ヌキ”です。
つまり、デリヘルやソープなどでは生理中はお休み期間となりますが、ピンサロであればケースバイケースで下半身へのおさわりNGにすることが可能なため、生理中でも働くことができます。
実際に生理中でも出勤している女性は少なくなく、お店のスタッフに言えば対応してくれます。
お茶を引く心配がない
お給料事情の際にも説明した通り、ピンサロでは時給制なので出勤すれば仮に接客が一本もなくても給料が支払われます。
お茶を挽くという概念がない風俗バイトは珍しく、ピンサロ以外ではおっパブ(おっぱいパブ)くらいです。
密室空間での性的サービスでない
セキュリティー部分でもふれましたが、ピンサロは他の風俗バイトと違い密室空間でのサービス提供は行なっておりません。
したがってスタッフが常にあなたとお客様のやり取りを監視することができる為、安心してお仕事に取り組めます。
万が一トラブルがあった場合でもすぐにスタッフが対応をしてくれますので、この安心は働く上で大きなメリットです。
デメリット
ピンサロで働くことにデメリットも存在します。
全風俗業種に言えることですが”特にピンサロの場合は…”というデメリットを2つ上げておきます。
衛生面
デリヘルやソープなどは入浴後にプレイができますが、ピンサロは届出上、ルールとして個室やシャワーの設置ができません。
なので、いちもつ(性器)はおしぼりで拭く程度の清潔感しかないのが正直なところです。
もちろんアルコール消毒したおしぼりで拭き上げますが、しっかりと洗うことができない上に、回転率が勝負のピンサロなので衛生面での弱点は否めません。
それにともない性病のリスクが高くなります。
ピンサロは1日に10人以上の接客も珍しくないので他風俗バイトより性病のリスクは高くなりますので定期的に性病検査をしっかりと行うようにしましょう。
時給制が故の難点
時給がもらえるのでお茶を引く心配は確かにありません。
しかしその反面、指名をもらって接客本数をこなさないと稼ぐことが難しくなります。
コミュニケーション量もあまり必要なく、風俗の中では比較的流れ作業型のサービスではありますが、接客の数が多い分体力が必要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ピンサロは『コンプレックスのある女性が働きやすい風俗バイトではないか』というのが私の見解です。
例えば風俗バイトが初めての人にとってはセキュリティーが万全のピンサロは安心材料として申し分なく、他風俗に比べて採用率が高いピンサロは見た目に自信のない人にも向いています。
また接客時間もショートが多く、性的サービスの時間がほとんどなのでコミュニケーションをとる必要もあまりありません。
給料はデリヘルやソープに比べると劣りますが、性的サービス中心のピンサロで技術を学んで、後にデリヘルやソープに転職する女性も少なくありません。
技術がない、容姿・スタイルに自信がない、安定した給料が欲しい、お客様との密室空間には抵抗がある、コミュニケーションをとるのが苦手、当てはまる女性はピンサロで働くことをオススメします。